- 適性検査ってなんでやるの?
- どうすれば適性検査に合格しやすくなるの?
- 適性検査で不合格になったんだけど、どうして?
そういった悩みをこの記事では解決します。
大手企業などでは一次試験に適性検査を実施する企業が多いです。
この適性検査がうまくいかず悩んでいる就活生も多いんですよね。
しっかり対策をしていれば大丈夫なんですけど、何も対策してないとそりゃもう大変ですよ。
今回の記事では
- 適性検査を企業側が実施する意図
- 適性検査に不合格になってしまう理由
- 適性検査に合格する方法
- 適性検査を避ける裏技
を紹介します。
適性検査に合格しなければ、次の選考を受けることができません。
もし適性検査がどうしても苦手なら、適性検査を避ける裏技もあわせて紹介してますので、最後までご覧ください。
ちなみに僕の経歴は以下のとおり。
- 前職は大手人材会社に約3年勤務後、
採用コンサルタントに転職して5年目 - 就活支援をした学生は100名を超え
- 約10社の採用担当者を兼務して
2020採用では2,000名を超える就活生と出会う - 2021卒真っ最中
忙しい方もいらっしゃると思うのでこの記事の結論を書いておきますね。
- 企業側が適性検査をする意図は2つ
就活生の学力を見極めるため、先輩社員との相性を見極めるため - 適性検査はSPI、玉手箱、TG-WEBの3つを押さえておくべき
- 適性検査の不合格理由で気にするのは学力不足だけでOK
- 適性検査に合格するためにはSMARTSPI-Gがオススメ
- 適性検査を避ける裏技もある
適性検査をやる意味とは?

まずどうして企業側が適性検査をやるのか。
- 就活生の学力を見極めるため
- 就活生と会社の相性診断のため
以上2点が実施する理由です。
一言に適性検査とはいいますが、企業ごとに適性検査が担っている役割は異なります。
- 大手企業の足切り方法
- 既存社員や配属予定部署との相性チェック
- 面接などの今後の選考の材料
- 入社後の配属先検討材料
という風に使われるケースがほとんどです。
まぁ色々と使われてますが、一言でなんで使われているの?という質問に答えるのであれば、チームの採用基準を揃えるためです。
大手企業の場合、新卒採用担当者は2,3名と複数いることがほとんどです。
そしてそれぞれが受験生の面接を担当して、その後チームで打ち合わせをして合否を決めます。
その時に問題が起こるんです。
それは面接官以外は就活生の情報がほとんどわからないということです。
- 明るい、暗めなどどんな性格をしてそうなのか
- どれほどの熱量をもって志望動機を語るのか
- 人に好かれそうな人柄なのか
- 配属先の先輩社員と相性は良さそうなのか
この内容は直接面接をした人にしかわからず、ほかの人は誰もわかりません。
面接をした担当者がどんな風に感じたのか主観的な基準でしか判断されません。
そして面接官によっては評価が甘めだったり、厳しめだったりすることがよくある話です。
ということは就活生によっては面接官Aを受ければ厳しく評価されるのに、面接官Bだったら甘く評価されるということがあったりするんですよ。
これって不公平だよね?ということで適性検査の登場です。
適性検査は全員に対して同じ問題、同じ質問が行われます。そして何より記録やデータとして手元に残ります。
そして企業側として言語は〇点、非言語は●点、性格は△△な傾向があれば合格基準に達するという採用チームで判断できる材料を用意することができるということです。
適性検査とは

さて意外にも重要な役割を果たしている適性検査ですが、適性検査の形式は大きく分けて3種類あります。
- SPI
- 玉手箱
- TG-WEB
適性検査に出されやすい問題①:SPI
こちらのサイトで、実際の問題が分かりやすく出題されているので良ければご覧ください。
試験として使われる可能性が高いのがこのSPIです。
ですが大手企業や業界によってはSPIではなく別の適性検査を行うケースがあります。
それが以下の2つです。
適性検査に出されやすい問題②:玉手箱
玉手箱の問題が書かれているのはこちら。ご覧ください。
金融業界やコンサルタント業界では玉手箱方式の適性検査が行われるケースが多いです。
SPIと比べ、時頭を問われる問題形式が多く対策をしておいた方がいいでしょう。
適性検査に出されやすい問題③:TG-WEB
あまり耳にしたことがない形式ですが資生堂やTOTOのように毎年同じ形式で出題している企業もあります。
こちらのサイトで複数の問題が用意されているのでよければ参考にしてください。
大手企業を受けようと思っているのであれば一度目を通しておいた方がいいでしょう。
適性検査に落ちる理由

残念ながら適性検査で不合格になってしまう人もいます。なぜ不合格になるのでしょう?
不合格になる理由は以下3つが考えられます。
- 学力不足
- 性格診断で先輩社員との相性が合わなかった
- 職種と適性が不一致だった
適性検査で落ちる3つの理由①:学力不足
俗に足切りにあったと言われるのがこれ、学力不足をさします。
例えば企業が合格の基準点を7割としていたときに、6割しか点数がとれなかったら学力不足だと判断されてしまいます。
対策としては対策本などを購入し、解答の経験を積むことが一番の近道です。
適性検査で落ちる3つの理由②:性格診断で先輩社員との相性が合わなかった
このケースもよくあります。
例えば配属予定部署は素直で控えめな人材を求めていたのに、適性検査では主体的で自分で物事を進めていきたいと判断されたのであれば、不合格になる確率は高まります。
これは適性検査の結果が悪かったというわけではなく、相性が合わなかったということなので、ある意味では仕方ないことです。
むしろ合わない職場で働かなくてよかったのがラッキーだと捉えて次の企業を探す方が健全です。
適性検査で落ちる3つの理由③:職種と適性が不一致だった
例えば志望している職種は細かく丁寧な作業が必要な仕事だったとしましょう。
そして適性検査の結果で、おおざっぱなところが見受けられると結果が出てしまえば不合格になる確率が高まってしまいます。
こちらも先ほどの相性と同じですが人には向き不向きがあるので、合わない仕事で自分をすり減らさなくてよくなったと思って次の機会を求めて動いた方がいいです。
【結論】
適性検査で不合格になっても、学力不足以外は気にしなくていい
適性検査に合格する方法

適性検査に合格するには、先ほども書きましたが対策・準備をしっかりしておくということが地道ですが、王道です。
先ほど紹介したSPI、玉手箱、TG-WEBの3パターンそれぞれにオススメの書籍はこちら。
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そんな人に最後に紹介したいのはSMARTSPI-Gという対策教材です。

このSMARTSPI-Gは転職者向けの教材なのですが対策教材としてめちゃくちゃオススメ。
- 適性検査で出題される問題を動画で分かりやすく解説
- 本番と同様にテストセンターの疑似体験を何度も可能
- SPIや玉手箱など様々な問題形式に対応
まずわかりづらい問題も動画で解説してくれます。
動画で説明してくれるのでよくわからないまま答えと問題を見比べるということをしなくてもOK。
またなによりも本番と同じ状態で何度も練習できるのが素晴らしい。
緊張していつも実力が出せなかった…という心配はなくなります。
価格は3,500円ですがただいまキャンペーン中で2,500円です。
ちなみに先ほどの本3冊を購入すると合計4,070円なので、SMARTSPI-Gを選べば約1,500円お得です。
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適性検査を避ける4つの裏技

- 中小企業やベンチャー企業の選考を受ける
- マイナビで筆記試験・適性検査なしを選んで企業を検索する
- スカウト型サイトを利用する
- 就活エージェントを利用する
適性検査を避ける4つの裏技①:中小企業やベンチャー企業の選考を受ける
中小企業やベンチャー企業であれば適性検査を実施していないパターンが多いです。
中小企業・ベンチャー企業にも優良企業はたくさんあります。
特に大手企業じゃないと嫌だ!というこだわりがなければ、就活の視野にいれてみてはどうでしょうか?
適性検査を避ける4つの裏技②:マイナビで筆記試験・適性検査無しを選んで企業を検索する
マイナビで適性検査を選考で実施していない企業を選ぶことができます。

マイナビのトップページから企業を検索

一番下までスクロールをしてその他の検索キーを見るを選択

採用の特徴で選考で筆記・適性検査なしに☑を入れて検索をする。
候補として表示された企業の中から自分に合った企業を探していきましょう。
適性検査を避ける4つの裏技③:スカウト型サイトを利用する
事前にプロフィールの登録さえしておけば企業からスカウトが届くのがスカウト型サイトの特徴です。
スカウトを出す企業の中には優遇選考という特別選考を用意していることがあります。
その企業と出会えば適性検査も回避できます。登録さえしておけば後は放置でOKです。
規模の大きいスカウト型サイトだとマイナビに登録している3人に1人が登録しているほどです。
知らなければぜひ登録しておきましょう。
僕がオススメしているスカウト型サイトはこの2つです。


適性検査を避ける4つの裏技④:就活エージェントを利用する
就活エージェントとは就活生の希望条件をヒアリングし、就活生の代わりに企業を選び、紹介してくれる民間企業のことです。
エージェントと面談する際に適性検査をする企業を避けてほしいと伝えておけばOKっです。
就活エージェントは就活生だったら無料で利用することができます。
また就活エージェントから紹介される企業は事前に、就活エージェント側の審査を潜り抜けた企業なのでブラック企業は混ざっていません。
早い人だと3日で内定を獲得するケースがあるので、活用してみてはどうでしょうか?
就活エージェントを初めて聞いた方用の記事はこちらです。

採用コンサルタントの僕がオススメできる就活エージェントを8つ選びました。こちらも参考にしてください。

まとめ:意図を理解して、対策しておけば適性検査は合格できる
さて長くなったので最後にまとめです。
- 企業側が適性検査をする意図は2つ
就活生の学力を見極めるため、先輩社員との相性を見極めるため - 適性検査はSPI、玉手箱、TG-WEBの3つを押さえておくべき
- 適性検査の不合格理由で気にするのは学力不足だけでOK
- 適性検査に合格するためにはSMARTSPI-Gがオススメ
- 適性検査を避ける裏技もある
今回の記事が役に立てばうれしく思います。あなたの就活が成功しますように!
オススメ:採用コンサルタントが選ぶ就活エージェントオススメ8選【新卒向け】
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