- もうすぐ社会人として働く予定だけど、なぜか不安
- 自分が周りに迷惑ばかりかけている気がする
- 自分のせいで周りの仕事が増えているから嫌われている気がする
そういった悩みをこの記事では解決します。
4月は新しいスタートの季節。新社会人デビューをして働き始めた人もたくさんいますよね。ですがもうすでに働くことについて悩んだり、会社を辞めたいと考えている人がいるようです。
今回はそんな人に向けて書く記事です。
採用コンサルタントの目線で働くことに対して不安を持っているならまずは手放すべきこと、新人に期待すること、期待しないことを書いていきます。
ちなみに僕の経歴は以下のとおり。
- 前職は大手人材会社に約3年勤務後、
採用コンサルタントに転職して5年目 - 就活支援をした学生は100名を超え
- 約10社の採用担当者を兼務して
2020採用では2,000名を超える就活生と出会う
少しでも漠然とした不安を解消するお役に立てればと思っているので、ぜひ最後までお付き合いください^^
忙しい方もいらっしゃると思うのでこの記事の結論を書いておきますね。
- 新社会人は完璧主義と行き過ぎた責任感は捨てること
- 新人には売り上げは期待していない
- 新人には周りを元気にすること、成長のためにチャレンジすることが期待されている
新入社員が仕事の不安から解放されるために手放すべき2つのもの
初めての環境に挑戦するというのは誰でも不安を感じるもの。ですが必要以上に不安を感じていては、働き続けることがつらいままです。
新社会人が働くことに対しての不安から解放されるたまえにはまず以下の2つを手放しましょう。
- 完璧主義
- 行き過ぎた責任感
この2つをずっと持ち続けていては仕事はつらいままです。まずは手放すことから始めましょう。
新入社員が仕事の不安から解放されるために手放すもの:①完璧主義

まじめなひとであればあるほど、しっかりしていなくちゃいけない。迷惑をかけちゃいけないと思い、ついつい完璧を目指してしまいますよね。
でもね、はっきり言っちゃいますけど1年目ですべての仕事を完璧にやるなんて無理なんですよね。
だって初めてのことをたった1回だけで
- 聞いて
- 見て
- 覚えて
- やってみる
ということですよ。これをずーっと成功させるなんて無理ゲーです。
自転車の存在を知らない人に、初めて自転車を紹介して、乗り方を教えても一発で乗るなんて無理でしょ。それと一緒です。自転車に乗るなら、
- 補助輪付きで運転する
- 補助輪を外して補助してもらって運転する
- 少しずつ補助なしで運転するけど、コケる
- それでも繰り返してやっと運転できる
ぐらいのステップが必要なわけです。自転車に乗るだけで、ですよ。なら仕事なんてもっと難しいに決まってます。それを一発で成功させようと自分を追い込んじゃうのは、自分自身が可哀そうです。
全員失敗して仕事を覚えていくんです。失敗して当たり前。だから失敗しても自分を責めないでください。フォローするための先輩や上司がいるんですから。
新入社員が仕事の不安から解放されるために手放すもの:②行き過ぎた責任感

これもね、いらないです。行き過ぎた責任感は自分を壊します。
- 周りが忙しそうだから相談しちゃだめだ
- こんな簡単なことを質問したら、先輩にじゃまになる
- ミスしちゃったけど、自分でやらなきゃ。みんなを巻き込んだら迷惑かけちゃう
もうね、これ全部ダメ。進め方が分からなければドンドン質問してください。わからないまま進めてしまうとかならずミスしちゃいまし、なんならミスしても全然OK。
新社会人に任せる仕事は失敗しても大丈夫なものばかりです。だから少々失敗しても、大丈夫。そのために先輩や上司がいるんですから遠慮なく巻き込んじゃってください。
会社が新社会人に期待していないもの

それは売り上げです。ちょっと冷たい言い方かもしれませんが、健全な会社であれば1年目の新入社員には売り上げは期待していません。
入社してすぐに成果を出せるような仕事であれば、それは誰にでもできる仕事だからです。であるならばわざわざ新卒採用をするよりも、アルバイトを採用する方が簡単でリーズナブルです。
業種や業界によりますが成果をあげるには、時間がかかります。ですから会社は1年目からいきなり売り上げを出せるとは思ってはいないのです。
まぁそんなこと直接的に言ってしまうと、新人にサボられたら困るので(笑)ここまではっきり言いませんが経営陣は基本的にはそう考えています。
新卒採用という採用方法はお金や時間がとても必要です。ですがそれでもなぜほとんどの企業が行っているかというと、将来の幹部候補を採用するためです。
10年後、20年後に会社を支えるような人材となってもらいたいから新卒採用を行っているわけです。ですからあなたもいますぐに活躍することは難しいはずですが、将来的に活躍することを目指せればそれでOKなんです。
会社が新社会人に期待するもの
もちろん会社が新社会人に期待しているものもあります。
- 周りを元気にすること
- 成長のためのチャレンジをすること
この2つをまずは意識して日々過ごしていきましょう。
会社が新社会人に期待するもの①:周りを元気にすること

仕事で直接的に成果を上げるのはまだ難しいと思うので、間接的に貢献することを目指しましょう。
- 毎日元気に出社すること
- 周囲に明るく挨拶をすること
- 先輩を助けたい、役に立ちたいという気遣い・意思表示
まずは基本的なことですが上記3つをコツコツと継続することを目指すことが大切です。
会社が新社会人に期待するもの②:成長のためにチャレンジすること

直接的に売り上げに貢献することはすぐにはできませんが、貢献しようと行動し続けなければ、2年後、3年後も貢献することは難しいです。
ということで今はできなくてもいいので、できることを増やすためにチャレンジすることを意識して行動することが大切です。
僕個人としては入社1年目の新人期間って無敵期間だと思っているんですよね。マリオでいうとスターを取った直後のキラキラしている間みたいなイメージです(笑)
なんでかって、1年目ですからと言って謝罪すればだいたいのことは許してもらえるからです。でも自分で言っちゃダメですよ(笑)火に油なので。
もし問題を起こしてしまった場合、先輩や上司に同行してもらってフォローしてもらうのばベターです。
そしてこの1年目でどれだけ失敗した数が後のキャリアでモノを言います。
- 1年目で優等生を演じ
失敗はしなかったけど、特に挑戦はしなかった人 - 1年目はダメダメ社員で
たくさん失敗はしながらも、挑戦し続けた人
であれば確実に後者の方が仕事は後から楽しくなります。
そしてエラそうに語っている僕ですが1年目の時はめちゃくちゃ怒られました。
むしろ怒られた数に自信があるぐらい、怒られました。これからは怒られた経験談を書いていくので、興味がない方はこちらからまとめに飛ぶことができますよ。
仕事が不安な新社会人へ:ぽちたが怒られた経験談(ちょっと寄り道)

これからは僕がどれだけ怒られたかの経験談を書いていきます。もし仕事でミスをして怒られてちょっと自信を無くしてしまっているなら、僕の怒られっぷりを見て自信を取り戻してください(笑)
僕は前職で大手のとある人材会社で働いていました。その会社では毎日日報を提出します。日報はA4用紙1枚分で、その中に小さく指摘していただいたことという欄があります。
この中に新人は先輩から怒られたことやアドバイスをもらったことを忘れないために記入して提出しなければいけませんでした。
そして僕は当時怒られ過ぎていたのでこの欄には怒られたことを書き切ることができませんでした(笑)なので僕だけ怒られた内容をWordで箇条書きでまとめ別で提出してました。
しかもA4用紙、2枚分!!
知ってます?Wordってたしか1枚32行あるんですけど、それを2枚ということは64個怒られたという計算です(笑)
これをほぼ毎日でした…
- 話し方
挨拶の声が小さい、
敬語が変(バイト敬語はNG)
電話を取るのが遅い - 見た目
ネクタイがちゃんと結べていない
髪型が清潔感がない
黒縁メガネNG
イスに座っている姿勢が悪い
立っているときも姿勢が悪い - 仕事内容
メモを取っていない
仕事の時間が遅く、要領が悪い
同じミスをくりかえす
まだまだ他にも怒られていました。人生で一番怒られた時期ですね。
あまりに怒られ過ぎて全国各地の支店であいつはやべぇと仕事ができなくて有名になってしまいうほどです(笑)
そんなポンコツだった僕ですが今は採用コンサルタントの端くれとして働けているので、きっとどれだけ怒られても大丈夫ですよ。
もし怒られたならその数を数えてみてください。その数が64個以下なら全然OKです。怒られたなら、同じことで怒られないようにすれば自然と成長していくので焦らなくても大丈夫ですよ^^
まとめ:1年目は無敵期間なので、どんどんミスしていこう!
1年目から完璧にこなそうとせず、どんどんミスしていきましょう!
ミスした数だけあなたは成長するはずです!そして自分の経験から後輩にやさしく説明できる先輩になりましょう。
- 新社会人は完璧主義と行き過ぎた責任感は捨てること
- 新人には売り上げは期待していない
- 新人には周りを元気にすること、成長のためにチャレンジすることが期待されている
今回の記事があなたの役に立つことを祈っています。それではまた。
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