「お前を採用したのは何かの間違いだ。今年入社した68人の中で最底辺だ」
2014年の5月の「ある日」僕は幹部からこの言葉を直接ぶつけられた。この言葉が今の僕をつくるきっかけでした。
初めまして。採用コンサルタントの「ぽちた」と申します。

名前 | ぽちた |
仕事 | 採用コンサルタント |
年齢 | 20代後半 |
性別 | 男 |
趣味 | 仕事、読書、かわいいものを愛でる |
現在はベンチャー企業で採用コンサルタントとして、たくさんの求職者の支援とさまざまな企業の採用担当者として働いています。
そんな私がこの仕事をしたきっかけが先ほど幹部から言われた言葉でした。
大学時代:意識の高い大学生だった、ぽちた

大学生時代の僕は勉強はそこそこ、遊びは全力。ですが就職活動を迎えるタイミングでこのままでは自己PRで使えそうなネタがない!と焦り、色々なセミナーなどに参加し始めます。
そんなときにとある企業研究セミナーでとあるベンチャー企業と出会いました。
そのベンチャー企業では当時はまだ創業されて1年も経っていませんでした。
「これから大学生の就職活動の支援と企業とのマッチングに力を入れていきたいんだ」
そう語っていた取締役の顔がキラキラしていたのをよく覚えています。そして単純な僕はこれだ!!!と影響されて、そこでインターン生として働き始めます。
僕が就活をしたのは2013年。まだ就職氷河期と言われていた時代。履歴書を一生懸命書いても、面接で入社動機を伝えても届くのはお祈りメールばかり。
そんな現実に嫌気がさし、なかばヤケクソで
「筆記試験や面接でなにがわかる!履歴書や面接でわからない、良さを伝えられる機会があればもっと就活生がのびのびと就活をできるんじゃないか!」とお祈りメールばかりが届くイライラをアイデアに変え、インターン先に企画書を提出!なんとそれが採用されちゃいました…
本番当日、そこには民間企業6社と就活生50人が集まっていました。そしてその経歴が面白い!と面接官に受け、一次選考から六次選考(←いや選考ステップ多過ぎだよね、ほんと(笑))の最終選考まで選考が免除され、とある人材大手企業に無事内定をもらえたのでした。
新入社員時代:社会の厳しさを知る
そんな経緯で入社したぽちた。社内ではすでに有名人となっていました。そんな状態に天狗になりながらも新人研修が終了し、業務配属となりました。
そしてそこで待っていたのは社会の厳しさでした。有名人になっていましたが、しょせん1年目のペーペーです。社内のお茶も満足に出せなければ社内のパソコンやプリンターの使い方だってわかりません。そして社内からは
「え、そんなこともできないの?」「期待していたのに大したことないね」「本当に大学で勉強してきたの?」
と質問をする度そんな言葉を言われる毎日でした。自分はできる人間だと思っていた僕でしたが、それは勘違いだったとこの時に気づかされます。やがては誰も僕に仕事を任せることがなくなりました。
そしてあの日を迎えるのです。ゴールデンウイーク明けに新人歓迎会として会社の幹部の方々とお食事に行く機会がありました。一年目の仕事は幹部の方々への挨拶とお酌をすることがです。
ですが僕は縦社会から逃げてきた学生生活だったので、お酌をするという発想すらありませんでした。そして同期がお酌をし出す姿を見て、あ!!やばい!!と思ったけども、もうすでに席がない…。ただ席が空くのを待つしかできませんでした。
そしてなにもできない僕に幹部が放った言葉
「お前を採用した人事部は見る目がない。お前は68人のうち最底辺だ。人事部のやつも採用から外させる」
その後の歓迎会はまるで、お葬式のような空気でした。
ベンチャー企業に採用コンサルタントして転職
そんな扱いを受けてはいたものの、とりあえず3年は我慢しなければ…と思い都会の荒波と社内のストレスに耐えながら過ごしていました。
そんな時に転機が訪れます。大学生の時にインターン生として働いていた会社から転職の誘いがあったのです。最初はまだ3年働いていないし…と思っていたのですが、これもなにかの縁だと思い転職をすることとなりました。
転職してはや4年、採用とは一言で言っても様々な仕事に携わりました。
- 就活生の就職支援(自己分析や業界研究の支援、エントリーシートの添削、面接指導など)
- 中途採用の支援(自己分析や履歴書の添削、面談など)
- 企業の採用担当者(採用担当者として選考の一連の流れに携わる)
- 研修講師(新人研修、管理職社員向け研修など)
- 人事評価システムの設計
このブログを通して伝えたいこと

僕は幹部からあの一言を言われたのがもう6年前です。1社目での仕事場に行くときはイヤでイヤで仕方がありませんでした。
日曜日の夜は頭が痛くなり、月曜日の朝はお腹が痛くなる
お盆や正月の長期休暇明けには謎の高熱がでる
それでも3年はいかなくては…と思い通い続けました。そんな僕にとって仕事はできるならば今すぐにでも終えたいものでした。
しかし今は仕事がとても楽しいです。家に帰っても明日の仕事について考え、休日だってどうやれば仕事をうまくできるのかと思いながら本を読んでいる日々です。
前の職場で同期からは
「ぽちたくんっていつも職場で苦しそうだよね」
と言われていました。ですが今は
「どうしてぽちたさんはそんなに楽しそうに仕事をするんですか?」
そう質問される機会が少しずつ増えてきました。
僕が就活をしていた時代は就職氷河期、買い手市場と呼ばれていました。ですが今は少子高齢化社会、売り手市場と呼ばれています。
今は求職者が会社を選ぶ時代です。求職者がなにを知っておけば良い企業と出会えるのか、なにができれば良い企業に入社をできるのかを考えながらブログを書いています。
[box class=”green_box” title=”僕の目指すコンサル像”]
働く大人がワクワクして働けるような社会にしたい
大人を見た子どもたちがはやく働きたい!とワクワクできるような社会にしたい
これから就職活動を迎える人たちに誰よりも本当のことを伝え、
誰よりも寄り添えるようなコンサルタントでいたい
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働くをポジティブにできる採用コンサルタントでありたいそれがブログを運営する想いです。
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