- ちゃんとした自己分析の方法が知りたい
- 自己分析って結局どうすればいいの?
- 大手企業に受かった実績がある自己分析の方法が知りたい
そういった悩みをこの記事では解決します。
自己分析の方法についてたくさん情報があって、結局どうすればいいのかよくわからないという声を本当によく聞きます。
だから僕がいつも、就活生に教えている自己分析の方法を1つずつ手順を追って紹介していきます。
ちなみに僕の経歴は以下のとおり。
- 前職は大手人材会社に約3年勤務後、
採用コンサルタントに転職して5年目 - 就活支援をした学生は100名を超え
- 約10社の採用担当者を兼務して
2020採用では2,000名を超える就活生と出会う - 2021卒真っ最中
このやり方で大手企業に内定をもらった学生もいるので、ぜひ最後までご覧ください。
もし簡単な自己分析の方法が知りたければ、別記事で方法は解説しているのでそちらを参考にしてください。

忙しい方もいるかもしれませんので、この記事のポイントを書いておきますね。
- 自己分析ツールを使うこと
- 他己分析をすること
- 自分の過去を振り返ること
- 理想の未来を考えること
- 自分のプロフィールをつくること
- 客観的にプロフィールを見て、紹介したい仕事を考えること
- 紹介した理由をメモすること
- たくさんの出会いから改善すること
【大手企業の内定が欲しい人へ】質の高い自己分析をする方法

ではさっそくどんなやり方で自己分析をすべきなのか概要の8ステップです。
- 自己分析ツールを使う
- 他己分析をする
- 自分の過去を振り返る
- 理想の未来を考える
- 自分のプロフィールを作る
- プロフィールを客観的にみて、どの仕事を紹介したいのかを考える
- 紹介した仕事でどんな適性が発揮できそうか考える
- たくさんの出会いを経て改善する
自己分析の方法①:自己分析ツールを使う
まずは自分について情報を集めましょう。
その第一段階として自己分析ツールを使うことをオススメします。
使うべきオススメな自己分析ツールはこの3つ。
- ストレングスファインダー
- キミスカ
- OfferBox
ストレングスファインダー
(2021/01/25 03:17:40時点 楽天市場調べ-詳細)
ストレングスファインダーとは本書に記載されている34の才能のうち、上位5つの才能がどれに当てはまるのか診断するテストみたいなものです。
この34の才能は著者が過去200万人の成功者にインタビューをして、独自に編み出したものです。
ここで言う才能とは「無意識で常に完璧に近い成果を発揮できるもの」と定義されていて、僕が知る中では最も信頼できる診断ツールです。
この診断を受けるには新冊で購入して、記載されているコードをHPに入力すれば実施できます。
診断時間は40分~60分は必要ですが、精度はめちゃくちゃ高いです。
僕はこういう診断ツール系が大好きなので、僕が就活生の時からたくさん利用していますが精度はぶっちぎりの1位です。
上位5つの才能を診断するには本代の1,600円が必要です。
ちなみに僕はVIPプランを受けていて、どこが得意でどこが苦手なのか34の才能すべて把握しています。

詳しくは本書に書いてあるんですが、才能ではない部分を努力することは平均点には到達できますが、抜きんでることは難しいとされています。
一方で才能であれば、伸びは圧倒的に早いわけです。
どの仕事をするのかを決めるのは、これからの将来を決める大切な決定です。
そしてどうせなら、自分が楽しみながら活躍できる仕事を選びたいですよね?
だからこそまずは自分がどの才能を有しているのか、どこに向いているのかを知っておけば働くべき仕事を見つける指標の1つになるわけです。
ストレングスファインダーで5つの才能を見極める
キミスカ
次にオススメなのがキミスカ適性検査
キミスカの診断結果の的中率がとても高く、読んでいて「わかるー(笑)」と笑いながら読んでました。
特に的中率が高いと感じたのが人物像及び人材活用に関するコメントの部分です。

- 長所であれば明るくて社交的、意思がはっきりしていフットワークが軽く活動的
- 短所であれば軽薄でなれなれしい、自己主張が強く断定的、そそっかしくて軽率
- ストレスに強く多少のストレスは問題ない
- 協調性があり自主的で思いやりがあり、勘が良く飲み込みが良い
- 人間関係を築いていく仕事と新規事業といった状況に応じて判断を求められるような前例のない仕事で資質を活かせる
診断項目は全部で10項目あるので、自己分析の参考になりますよ。
僕が受けた適性検査の詳細はこちらです。

キミスカで自分の適性を診断してみる
Offer Box(オファーボックス)
続いオファーボックスを利用することをオススメしています。
こちらのOfferBoxでは社会人基礎力を診断することを目的にしています。
経産省が2006年に提唱した「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」です。主に3つの能力に分けられます。
- 前に踏み出す力
- 考え抜く力
- チームで働く力
OfferBoxでは累計100万人のデータをもとに社会人基礎力の偏差値を割り出します。

社会人基礎力の診断後は、まとめとして強みも教えてくれます。
あなたの強みは「周囲を牽引する力」です。あなたは他社に自分の意見やなぜそう考えたのかそこに至る背景を伝え、相手を説得する力があります。
多様な人材が集う職場において、様々な考え方を持ったメンバーの理解を得ることは容易ではありません。
あなたは相手に分かりやすい言葉で表現し、納得を得ようとする力があります。
この力は、次世代リーダーとして求められる重要な力です。
あなたの強みを社会人生活で活かしていけることができるよう、目標を持って伸ばしていきましょう。
会社員やフリーランスに起業家、どんな働き方をするにしても社会人基礎力は必要不可欠です。
現時点での自分のレベルを知っておきましょう。
OfferBoxの診断記事についてはこちら。

OfferBoxで社会人基礎力を診断する
自己分析の方法②:他己分析をする
自分についての適性を知れたなら、次は相手から見える自分について知りましょう。

(引用):OfferBox
他己分性はジョハリの窓でいう「開放」と「盲点」を確認する方法です。
【開放】みんなが知っていて、自分も自覚している自分自身
【盲点】他人には見えているが、自分で気づいていない自分自身
特に「盲点」を知ることはめちゃくちゃ就活で重要です。
なぜなら就活の成功は第一印象(相手からどう見えるか)がカギを握るからです。
メラビアンの法則という有名な法則があります。
ここで重要なのは話す内容が7%しかないということです。
一生懸命考えた志望動機も自己PRも、7%の情報に過ぎないということです。
特に一次選考会のような受験者が多い場合の選考は、詳細な志望動機で判断せず見た目の印象で判断されるケースもよくあります。
ということで自分は相手から、どう見えているのかを知っておきましょう。
そしてもしできるのであれば、できるだけいろんな人に協力してもらいましょう。
- 家族(両親や兄弟、姉妹)
- 日頃からよく遊ぶ友達や恋人
- 同じゼミや研究室にいる人
- サークルの先輩や後輩
- アルバイト先の関係者
立場や距離感の違いによって自分が相手からどんな人間に見えているのかを知ることが大切です。
- 自分の第一印象はどうだったか?
- 第一印象から今は変化あるか?あったらどう変わったのか?
- どんなことをしている時が楽しそうに見えるか?
- 性格はどう見えるか?
- 長所だと思う所は?
- 短所だと思う所は?
他にも設問例はあるかもしれませんが、大切なポイントが1つあります。
それは質問をする相手、全員に対して同じ質問をすることです。
同じ質問を色々な人にすることによって、立場や距離感によって相手から見える自分の違いを知ることができるからです。
たしかに、他己分析の質問を1から用意して実施するのはめんどくさいです。
だからここでもツールを活用しちゃいましょう。
他己分析ツールとしては適性診断360度が優秀です。
OfferBoxを利用者は年々増えていて、今ではマイナビに登録している3人に1人は使っているぐらいです。(2021卒の場合)
OfferBoxを利用して、自己分析と他己分析の効率化をしましょう。
その他他己分析の詳細についてはこちらの記事で解説しています。

OfferBoxを利用して自己分析、他己分析を効率的に進めよう
自己分析の方法③:自分の過去を振り返る .
まず自分の過去を振り返るための最強ツールがこれ
(2021/01/25 02:11:36時点 楽天市場調べ-詳細)
僕が質の高い自己分析を伝えるときには不可欠な1冊です。
こんな仕事をしているので、自己分析で使えそうな本は積極的に読んでいます。

その中でも、自分を掘り下げるための1冊はこれが最強です。
自己分析の本を色々と買って、たくさん読むよりもこの1冊を徹底的やることをオススメします。
この絶対内定はワークシート部分は約150ページあります。
という人もいるかもしれないので、ここだけはやってほしいという部分を抜粋しました。
- 悔しかったこと・満たされなかったこと
- 経験マトリクス(小学校から大学時代まで)
- 大学生活で得られたもの
- 私の強み(ウリ・エッジ)
- そのウリを持っている人が一般的に持っていがちな弱点
ページ数にすると10ページほどです。
まずはここからやってみてください。
そして時間があれば少しずつほかのページもやってみましょう!
そして自己分析で過去を深堀をするときに覚えておいてほしいポイントが3つあります。
- 状況の深堀を詳しくすること
どのように楽しかった、辛かった、頑張った、苦しかった - 理由の追究をすること
なぜそうしたのか、なぜそう感じたのか - 今になって気づいたことを書く
○○が得られた、○○を学んだ
自己分析の方法④:理想の未来を考える
過去の振り返りの次は、未来について考えてみましょう。
これも絶対内定1冊があればOK
(2021/01/25 02:11:36時点 楽天市場調べ-詳細)
未来について考えるためにやってほしい部分はこちら
- 最も大切なモノ
- 30歳の私、40歳の私
- 希望年収と使い道
- 人生のこだわり
- 死ぬまでに実現したいこと
こちらも10ページほどです。
絶対内定があれば過去と未来について考える部分は完璧です。
絶対内定を使って、過去を振り返り未来を考える
自己分析の方法⑤:自分のプロフィールを作る
さて自己分析の方法も折り返しを迎えたので、一旦ここまでの情報を整理しましょう。
- 自己分析ツールを使って、適性を知る
- 他己分析をして、他人からの評価を知る
- 自分の過去を振り返る
- 理想の未来を考える
この情報をまとめて、自分のプロフィールを作ります。
- ストレングスファインダーの才能5つ
- キミスカの適性検査でわかった長所、短所、適性
- OfferBoxでわかった社会人基礎力と適性
- 他己分析で得た周りからの評価
- 自分の過去を振りかえった結果
- 理想の未来を考えた結果
ちなみにメモをするなら、クラウドで保存できるアプリがオススメです。
自己分析の方法⑥:プロフィールを客観的に見て、適職を考える
プロフィールが完成したら、次のステップです。
さて休憩が終われば、以下をイメージしてください。
- あなたはどんな人にも自由に仕事を紹介することができます
- 目の前に1枚のプロフィールが届きました
- プロフィールに記載されている特徴を参考にして、どんな仕事を紹介したいか考えてみましょう
- どんな業界で活躍できそうか?
- どんな業種が向いていそうか?
- 大企業向きか?中小企業向きか?
- どんな社風の会社が望ましいか?
なんとなくのイメージをばーーーと書いていくのでOKです。
- 活発で元気そうだから、身体を動かす仕事がいい
- 真面目でコツコツタイプだから、教育がしっかり整っている環境がいい
- 体育会系が苦手そうだから、体育会系の会社はやめておこう
気づいたことがあれば、メモを取り活躍できるフィールドをイメージしよう!
この求職者にはどんな仕事が向いていそうかという視点でプロフィールを見ること
自己分析の方法⑦:紹介した職業でどんな適性が発揮できそうを考える
さて、ばーーーーっとできるだけ書けたら次です。
色々とメモを書けたなら一旦そのメモを見てみましょう。
メモの中なか、以下のような記述を探してみてください。
- 向いていそうだと思った業界、職業、仕事内容、会社の雰囲気
- 辞めておいた方が良いと思った業界、職業、仕事内容、会社の雰囲気
向いてそうだと思ったものに書かれている業界や職業があなたが向いている仕事です。
逆に辞めておいた方が良いと思ったものに書かれているものは、受けるべきではない仕事ということです。
そして向いていそうだと思った理由が、業界や会社で伝えるべき自己PRのネタにもなるので、忘れずにチェックしておきましょう。
客観的な目線で将来を選び、自己PRのネタ用意すること
自己分析の方法⑧:たくさんの出会いを経て改善する
最期のステップです。
このステップでは自己分析を改善を行います。
自己分析って実は1度やって終わりではないんですよね
ここまで進んでいるということは、今の自己分析はかなり詳しいものになっているはずです。
ですが、完璧というわけではありません。ここにもう一工夫を行うことが改善です。
それは最後は日常の心の動きをメモすることです。
就職活動をすればたくさんの企業や人と出会います。
その時に心が動く瞬間があるはずです。
- この企業は魅力的な気がする
- この会社はなんとなく行きたくない
- この人と一緒に働いてみたい
- 絶対にこの人がいる会社は嫌
そう感じたときにメモをとりましょう。
それがより自己分析を改善していくヒントになります。
- アルバイトの延長線上のような仕事はしたくない
→未経験なことに挑戦して、自分のスキルを磨き続けたいという願望 - 歴史が古い企業よりもベンチャー企業に魅力を感じる
→若いうちからバリバリと働きたいという願望 - 魅力的な採用担当者がいた
→笑顔が素敵で名前を憶えてくれていた
→一人ひとりと向き合ってくれるような会社で働きたい
自己分析ときくと、机に座って自問自答をしているようなイメージがあると思いますがそれだけじゃありません。
誰かと比べることで、新しい自分に気づくこともあります。
たくさん出会いを経て、自己分析を改善していくことが質の高い自己分析ということになります。
正直自己分析って、ここで終わりという明確なものってないんですよね。
だからよくわからなくなってしまったりするんですが。
とはいえ、目安があった方が分かりやすいと思うので自己分析のチェックポイントについて解説しています。
まとめ:質の高い自己分析は8ステップで完成する
長くなってしまいましたが自己分析の方法については以上です。
最期に振り返りです。
- 自己分析ツールを使うこと
- 他己分析をすること
- 自分の過去を振り返ること
- 理想の未来を考えること
- 自分のプロフィールをつくること
- 客観的にプロフィールを見て、紹介したい仕事を考えること
- 紹介した理由をメモすること
- たくさんの出会いから改善すること
この記事があなたの役に立てばうれしいです。